無神論者
お祈りに効力があるか?無いか?という事をよく無神論者は問題にします。
皆様方は、もう何十年も真の信仰にお励みになり、その効力は絶対にある。
と確信しておられる方ばかりです。
そこで、こんな寓話があります。
アラスカの雪が降るある町の居酒屋で、二人の男が酒を呑んでいました。
一人は信仰心の厚い男。もう一人は無神論者です。
二人は、神様の存在について熱い議論を戦わせていました。
無神論者の男はこう言います。
「あのな、理由もなく神を信じない訳ではないからな!今まで、お祈りや御呪いなど色々とやったよ。」
「この間も、ひどい吹雪に巻き込まれて、遭難したんだ。気温マイナス45℃、吹雪で周りが何も見えない。」
「もう駄目だと思い一か八か、神様にお祈りしたんだ。助けて下さい。さもないと死んでしまいます。」と。
これを聞いていた信仰心の厚い男は、不思議そうな顔をしながらこう言います。
「こうして君は、今生きている。だったら もう神様を信じるしかないよね!!」
すると無神論者の男は、あきれ顔で言いました。
「神様が救ってくれたのではない。たまたま二人のエスキモーが通りかかり、道を教えてくれたんだよ!」
こういう話です。
即ち、この無神論者の男が、神様に必死の思いで、御願いをしたからこそ、その思いが神様に届いた・・・
エスキモーが現れたと思えないのですね!!
それを無神論者は、只、偶然に自分の前にエスキモー人が現れたと思ったのです。
神様は、直接手を差し伸べては下さいません!!
このお話のように、人を介して助けて下さったり、良きヒントを、
人様のお話の中・行動の中から頂けるのも神様のお導きです。
無神論者と言う人が世の中には結構おられます・・・
恐らくその人達は、神様は透明体のような形で、霊力を私達に直接与えてくれて
いろいろな願いを都合よく叶えてくれる存在と、自分勝手な空想を描き、神様を捉えておられます。
そんな都合の良い神様は、存在するはずがありません。
まるで、水木しげるの、ゲゲゲの鬼太郎のような世界を想像しておられるのでしょうか?
私達が命を与えられ、この世に存在する事自体、不思議であり、目には見えない神様の御力です。
○真の信仰者は、事が起こった時に・・・
お祈りをしていたから守られた
大難は小難に済ませて頂けたと感謝します
○一方、にわか信仰者は、事が起こった時に・・・
お祈りをしていたのにこんな目に遭った
この神様は御利益が無い
神様なんか信じられない!と逆切れします
『継続は力なり』との格言があります。
大事なのは、お祈りの継続です!!
「努力すれば報われるのではなく、報われるまで努力するという事が大事です。」
これは、お祈りも同じです。
当教会のお題目は、「持天空心」です。
“天空のような大きな心を待たせて下さい”との意味です。
大きな御力の中には、御先祖様方の御力も含まれますので、お祈り・お題目を唱え続けますと
更なる御力が頂けます!!
「お祈りの効果は絶大です」始めは小さな変化ですが、それが重なれば、やがて大きな力となり、
私達に、より大きな御恵みを与えて下さいます!!
精一杯の努力と共に、お祈りも忘れずに神様と共に歩みを進めてください!!
#無神論者
#神様
#祈りの効果
#精一杯の努力の先に祈りがある
#神様は心の中に
#念ずれば花開く
神道大加教会本部
教会長 細田 文保